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住宅リフォームの際にトラブルになりやすい事例10選
家族の間で意見が割れていて決まらない
契約金額より費用がかかって追加請求された
親戚や知人に紹介された業者なので不満を伝えられなかった
価格だけで決めたら、安かろう・悪かろうだった
リフォームの際、近隣から騒音や通行などさまざまな「苦情」が入った
担当者のリフォームに対する経験不足と知識不足
お引き渡しの時にしっかりチェックしなかったら、後から不具合が見つかった
大手だからと頼んだら、杜撰でビックリした
約束通りの工事がされていなかったが、契約書がなかったので泣き寝入り
仕上がりが思っていたものと違った
事前にどんなことでトラブルになるのかを
知っておけば予防できます
リフォームを行う目的はお住まいの快適性や利便性を手に入れるためです。長く安心して住むために修理するという意味合いもあるでしょう。大きな括りで考えれば、幸せを手に入れるために行うと言っても過言ではありません。そんな幸福を手に入れるリフォームなのにトラブルになってしまうことが多々、あります。悪徳業者が度々、マスコミを賑わせることは皆様もご存知のことでしょう。
また、リフォームは人生においてそうそう経験するものではありません。ほとんどの場合、数回程度ではないでしょうか。専門家でもない限り、多くの方が初心者なのです。事前にどんなことでトラブルになるのかを知っておけば予防できますので、安心ですよね。リフォームで起こりがちなトラブル10例をご紹介いたします。
第10位のトラブル
家族の間で意見が割れていて決まらない
どこをリフォームするのか、どんなリフォームをするのか、建材は何を使うのか、何色にするのか…
奥様と旦那様、時にはお子様も巻き込んで意見がまとまらない時があります。奥様はキッチンとお風呂をリフォームしたいと言っているのに旦那様はそれよりも屋根と外装リフォームをしたいと言っている… 実はよくあることなんです。
このような場合、築年数と相談して、優先順位を決めてしまいましょう。築10年前後だったら、屋根や外装のリフォームを優先すべきです。現在、キッチンやお風呂に不便はあるかもしれないけど、屋根や外壁と違って雨漏りという致命的なことは起こりません。お住まいに求められる一番の機能は雨風を凌ぐことですから、そのことを念頭において優先順位を決めてください。どうしても意見が割れてしまうという場合は思い切って外も中も全部やるという方法もあります。
現在はマイナス金利時代ですから、リフォームローンの金利も大変お得です。ローンを使うことも選択肢にいれましょう。
●優先順位を決定した上で計画通りにリフォームする
●ローンを使ってリフォームしたいところを全部する
第9位のトラブル
契約金額より費用がかかって追加請求された
「屋根塗装するなら雨樋も塗装した方がよいですよ」と言われたので、見積もりに入っているものだと思っていた。いざ、工事をはじめてみたら全く塗装する気配がないので職人さんに尋ねてみると『屋根塗装だけで、他は聞いていない』と言われた。
しっかりとした打ち合わせや見積もりを吟味しないまま、契約してしまうとこういったことが起こりえます。
リフォームでは解体してみないとどうなっているか分からないということが多々あります。例えば屋根葺き替えなどの場合、これまでの屋根材を撤去してみないと下地や野地板がどうなっているか分かりません。 腐食していた場合、交換や補修が必要です。このような場合はどうしても追加費用がかかります。普通は担当者がそういったケースを想定して、「追加費用が発生する可能性があります」と伝えてくれますが、金額を安くして契約を取ろうとする業者はわざと伝えないこともあります。
●しっかりとした打ち合わせし、その記録を残す。
●見積もりを確認し、抜けがないかを確認する。
●ネットなどで事前に自分がしたいリフォームについて学んでおく。
第8位のトラブル
契約金額より費用がかかって追加請求された
家族がリフォーム会社に勤めているという方でもない限り、リフォーム会社と懇意にしているという方は少ないでしょう。ほとんどの方がネットや折り込み広告、地域紙の広告を見てリフォーム業者を探すと思います。ネットや折り込み広告にどんなに良いことが書かれていても、それが本当かどうかは確かめようがありませんよね。
そこで親戚や知人に相談すると、知り合いの業者がいるので紹介してくれると言います。「親戚(知人)の知り合いの業者だし、騙されることはないだろう」と工事を頼むと… どうも相性というか、違和感を受けます。「親戚(知人)との仲もあるし、業者にあまり強いことは言えないなあ」と遠慮していると、満足できないリフォームに終わってしまいました。普段は心強い親戚や知人ですが、このような時はちょっと厄介になります。
●できるだけ自分でリフォーム業者に関する情報を集め、検討する。
●親戚や知人からリフォーム業者の評判を聞くのはよいが、
最終的な判断と選択は自分でする。
第7位のトラブル
価格だけで決めたら、安かろう・悪かろうだった
リフォームでは解体してみないとどうなっているか分からないということが多々あります。例えば屋根葺き替えなどの場合、これまでの屋根材を撤去してみないと下地や野地板がどうなっているか分かりません。
腐食していた場合、交換や補修が必要です。このような場合はどうしても追加費用がかかります。普通は担当者がそういったケースを想定して、「追加費用が発生する可能性があります」と伝えてくれますが、金額を安くして契約を取ろうとする業者はわざと伝えないこともあります。
●工程と工期を聞いて判断材料にする
●なぜ、その価格になったのかを担当者に聞く
第6位のトラブル
リフォームの際、近隣から騒音や通行など
さまざまな「苦情」が入った
屋根や外壁などのリフォームは結構な音がします。特に足場の仮設時は非常に大きな音がして遠くまで響きます。お隣さんだけでなく、ご近隣の方にもご迷惑をかけてしまうことになるでしょう。また、資材の運搬などでトラックが駐車することもあるので、通行の安全をおびやかしてしまうこともあります。ご近隣への挨拶と事前の通知が必要なのです。良い業者ならば、ご近隣への挨拶をかかしません。
毎日とは言いませんが、工事の区切りのたびにご近隣へ挨拶に訪れ、「今日は屋根の解体をするので、音でご迷惑をかけてしまうかもしれません」、「今日は資材を運搬するので駐車している車でご迷惑をかけてしまうかもしれません」といった報告をしてくれます。業者だけでなく、施主となるご自分でも挨拶はしておいた方がよいでしょう。
●ご近隣への挨拶について業者に尋ね、積極的に行ってくれるところを選ぶ
●ご自分でもご近隣の方へ挨拶しておく